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2010-02-25

IM@S FANT@SY Ⅴ 第一話 異変の兆候-3

―――いた!―――

二人が気付かれない程度に距離をとりながら連中に追いついた。
ここもやはり先ほどの水場と同じく段差があるため、真たちは身をかがめて様子を窺った。

連中が立ち止まっている場所に真が訝しがる。

―――あそこは、さっきボクが行き詰ったところじゃないか―――

「おい」

頭領が子分に辺りを警戒するよう目配せで指示をする。

「ヤバイ!雪歩、隠れて!」

真が雪歩の頭をおさえながら小さく声を掛ける。

―――あそこで何をしようっていうんだ!?―――

「真ちゃん、助けに行かないの?」

雪歩が、声が反響しないよう大きさに気をつけながら、小さな小さな声で声を掛ける。

「いや、実は…」

真は、雪歩が目覚めるまでに自分がとった行動を話した。

「そうだったんだ」

「だから、何かあるのかと思って。大丈夫、二人に何かあったら、ちゃんと助けに行くよ」

真が陰から様子を窺う。向こうからはせいぜい見えて真のアホ毛くらいだろう。

頭領が壁にあるドクロスイッチを押した。

すると頭領の前の岩にカモフラージュされた扉が、せりあがって開いた。

「な~るほど!」

真がその仕掛けに感心する。

頭領達が扉の奥に消え、扉が閉まった。

「よし、行こう!雪歩!」

―――うぅ…。怖いなぁ。でも、一人で待つのはもっと怖いような…。―――

「真ちゃんは…真ちゃんは、怖くないの?」

その質問が真の決意を鈍らせるとわかっていつつも、雪歩は聞かずにはいられなかった。
いくら仲間が危険な状態にあるとはいえ、ここは知らない土地で、
しかも相手は人をさらうような連中だ。

「それは…怖いけど、けど!亜美と真美はもっと怖いハズだし、
何より、もしここで何もしなかったら、ボクは二人を仲間と呼べなくなってしまう気がする」

「……!!」

その言葉に雪歩がハッとする。

真が言葉を続ける。

「だから、ボクは行く。例え危険でも」

真の言葉に雪歩が決意する。

「そう、そうだよね。わかった。行こう、真ちゃん」

「うん」

二人はお互いを見合わせ、頷いた。

コメント

No title

おもしろいすね、期待

No title

ほおあああぁぁぁぁ!!
ご訪問&コメありがとうございます!
ご期待に添えない拙作になってしまうかも知れませんが、
でき得る限りの力でやっていこうと思います。
よろしくお願いします!!

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